公園の現状
「特にアスレチックなどの遊具が設置されていない公園では子どもが遊ぶ姿も見られず閑散となっている」
「スポーツは屋内でやることがほとんどで、屋外だと駅から離れた場所で、いずれにしても人目に触れることが少ない」
そんな問題意識からきゅぽらスポーツコミュニティでは、公園で親子向けの活動を実施しています。これまで公園で大勢で楽しめて体力向上にもつながるプログラムを試行錯誤しながら、実施方法を少しずつ体系化してきました。
公園活動 3つの意義
これまでの試行錯誤を踏まえ、公園で活動する意義は大きく分けて3つあると考えます。
1.公園という身近な空間での子どもの運動機会の創出
子どもの体力低下が問題視されていますが、普段の生活の中で運動量が以前に比べて著しく減少していることが原因の一つとされています。公園での「ボール遊び禁止」がそのきっかけを生み出したかもしれませんが、身近で運動できる機会が公園以外にない以上は、ボール以外の物を使って楽しめる場を創出することが重要と考えます。
2.子どもが総合的な体力を身につける必要性
子どもの体力低下の問題とは別に、「低年齢期における専門競技化」という問題の指摘も以前から存在します。動作の習得能力は神経系の発達が活発な11歳以下(この年代はゴールデンエイジとも言われます)までが最も伸びる可能性があり、専門競技ではない動作を行うことの重要性が指摘されていますが、一般的には特定の習い事の方が一生懸命で、このような事実が置き去りにされてしまっているという現状があります。
3.親子で一緒に体を動かす機会の創出
以前は親子でキャッチボールをすることが当たり前でしたが、今ではそのような光景も見られなくなりました。「子どもと一緒にどのように遊んだらよいのか?」特に運動に苦手意識を持たれている親御さんにはそのような悩みを持たれている方も増えていると感じます。そこで「親子で一緒になって楽しめる」というのも一つの重要なポイントです。
活用していただきたい人々
公園&広場 活動ガイドは、
・子ども向けのイベントを主催している行政やNPOの方
・学校(特に幼稚園や保育園)関係者
またちょっとした時間に子どもと何で遊ぼうか迷われた親御さんにも役立つと考えます。
子どもに対する遊び方や運動のメニューについては、様々な本で紹介されておりますが、こちらは、ちょっとした公園や広場で手軽に始められる点と読みやすさを重視してまとめました。ぜひ購入してご活用ください。(プログラムの一部は無料でダウンロードが可能です)
◆ガイドの主な内容(計20ページ)
・コーディネーション能力とは?
・公園活動であると便利な道具一覧
・走る・跳ぶ・投げるといった動作ごとのプログラム
・各種ゲーム例(=ファストスポーツ)
・リスクマネジメント など
税抜価格
【公園&広場 活動ガイド】無料ダウンロード(プログラムの一部を無料ダウンロードできます)
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