ビジョン・ミッションの再整理

スポーツはコミュニケーションのためのツール

目指すはひとりひとりが主役となって、やりたいことが実現できる環境が地域にあること

 

最近、「ソーシャル」という言葉をよく耳にします。

ソーシャルビジネス、ソーシャルネットワーキング…。

その意味は、人が集まっていること、人と人との関係として捉えられているように思います。

 

川口市は、外国人の在住人口が全国で6番目に多く、約2万人の外国人が住んでいます。

また近年、駅前の再開発に伴い大規模マンションが数多く建設されています。近年、川口市の人口は増え続け、サラリーマン、親子、国籍も様々な人たちが集まっているのが特徴です。

川口という地域・社会(ソーシャル)で、“ご近所さん”とのつながりをより活性化し、コミュニケーションの機会を増やすことで地元での暮らしがより居心地よく楽しいものにしたい。きゅぽらスポーツコミュニティは、「スポーツ」を通じて、これらを実現したいと考えています。

 

では、なぜ「スポーツ」なのか?

私は、高校までチームスポーツ(野球)に親しんできました。グラウンドでは、声を出し合って互いを激励し、勝利や共通の目標に向かって努力していました。

チームスポーツの良いところは、各々自分の役割があって、全員が主役であることです。みんなが自身の役割を務めて初めて「チーム」が成立します。そのためにもコミュニケーションはとても大切なものとなるのです。

スポーツをする上での声掛け、すなわちコミュニケーションは、人と人との距離を一気に縮めてくれます。老若男女、国籍を問わず、初めての方でも、またお一人でも、スポーツというのは気軽に参加できる活動としてぴったりだと考えています。

 

このように、私たちはソーシャルとスポーツと人とを掛け合わせることによって、地域コミュニティ作り(=気軽なご近所付き合いでコミュニケーションが活発になる土壌も育成)に努めてきました。私たちはこの活動を「ソーシャルスポーツ」と呼んでいます。

この実績を以て、私たちは、他の地域でも「ソーシャルスポーツをやりたい!」という方々に対して、積極的にノウハウの提供も行っています。いずれ全国各地で、ソーシャルスポーツによって地域のコミュニケーションが活発になることを期待しています。

 

私たちは、スポーツと社会との新たな接点、価値を創造する未来的な活動として、ソーシャルスポーツの普及に努めます。